日本の九寨溝

関東随一のインスタジェニックスポット…

近年、そんな噂で持ちきりのユーシン渓谷。

確かに、時々SNSに流れてくる川の写真はどれも「フォトショかな？」ばりの青さ！こんなに青く美しい渓谷、他でもない神奈川県民の私がこの目で確かめないでいられようか、いや無理！

というわけで、日本シリーズにカープが出場できなかった故にポッカリ空いたスケジュールでちょっくら行ってみることに。

小田急小田原線の新松田駅からバスで約45分。
玄倉バス停で下車。
バス停付近には、丹沢湖と紅葉がコラボったすばらしい風景が広がります！

うおお、来て良かったテンションうなぎのぼり！！

目的地、ユーシン渓谷は、ここから徒歩で

約7キロ…！

その先にあるユーシンロッジという、今は使われていない建物にしかトイレが無いので、目的地は10キロ先のこのロッジに設定。

片道10キロ…往復20キロ！！
※勾配はほとんどありません

うーーん……

まあ………


全然イケる！！健脚バンザイ！！

と、ガシガシ歩いたんですが、これが噂に違わぬ絶景だったわけですよ！

突然始まる清流！

ほ、本当に入って良いのだろうか…？（車の侵入は禁止）

山々が超いい感じに染まっております。

こんな感じで非常に気持の良い場所なんですが、それなりに準備が必要です。
ほら！こんなトンネルを通らないといけないので懐中電灯必携なのです！！

こんなトンネルをひとりで通れるようになったとは、私の魂も成熟したもんです。

他にも、いろんな種類のトンネルがありまして、、、

トンネルの抜けに見える青空と紅葉のコラボはこれまた絶景！！

そしてトンネルを何本か抜けた先に待ち受けていたのは……


重力式ダム、玄倉ダム！！

そのダムがガッツリ貯水している水が、青の中の青、という感じの素晴らしい色なのです。

日が当たっていないのに、底に沈む岩まで見える透明度と青さ！

日がさすと、まるで南国の海のような色味に！！

こんな景色を見るには、最低でも往復約14キロは徒歩で移動するしかないのでありまして、かなり軽装、スニーカーですらない靴やスカートで来てる人などもいて、

「マジで？こんなに遠いの？」

と言いながらゼーゼー歩いてましたので、それなりに覚悟しつつお出かけ下さい。

というわけで、
神奈川の最後の秘境